生物特性型デスゲーム

概要

実際に存在する生物の特徴を能力として戦闘を行う系統の漫画の紹介。
特徴として変な生物の特性や生体などの雑学が面白い。

アラクニド

アラクニド 1 (ガンガンコミックスJOKER)

アラクニド 1 (ガンガンコミックスJOKER)

細かい生物的特徴を活かした戦闘にはキャラクターの唐突な行動や逆転劇に納得感を与える。ややサービスシーン的なのが多いのが個人的には好みではないが、話の作りはかなり上手に感じる。
スピンオフの「キャタピラー」も同じ感じ。

テラフォーマーズ

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

アラクニドの後に読んだせいか、内容が稚拙に思えた。虫というテーマが被ってたせいもあるが、生物的特徴が説明された後に死んだり、結局攻撃するだけだったりと感心できる所が少ない。
一方、話題性の呼び方は流石のもので見た目にインパクトのある敵勢力や唐突な死亡シーンのカット、前述のデメリットをインパクトに変換できている。

キリングバイツ

キリングバイツ(1) (ヒーローズコミックス)

キリングバイツ(1) (ヒーローズコミックス)

こちらの作品も同じような流れだと思ったら、原作者が一緒らしい。
動物がテーマのようで動物の雑学が捗る。
他の作品と比べるとややゲーム性を取り入れて最近増えてきているデスゲームの形式に近いものになっている。

主人公の成長を期待したいが、しばらくは期待できなさそう。

雑感

明確に死を描かないデスゲームが増えてきたなーと思ったけど、それデスゲームじゃないじゃんってなった。イメージ的には闘技場でバトルしてきてた頃に戻ってきたって感じなのだろうか。