[榎宮祐/柊ましろ]ノーゲーム・ノーライフ
マンガ
- 作者: 柊ましろ,榎宮祐
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: コミック
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ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)
- 作者: 榎宮祐
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/04/23
- メディア: 文庫
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ノーゲーム・ノーライフ - 無料コミック ComicWalker
1話と最新話のみ。
2016年2月14日(日)にアニメ一挙放送するらしい。第6話だけでも見てみたら良いと思う。
アニメ「ノーゲーム・ノーライフ」全12話一挙放送‐ニコニコインフォ
感想
ファンタジー頭脳バトル。アニメでチラッと見て面白くなくてすぐ切ってしまったのが悔やまれる作品。
導入とチェス戦は頭脳というより感情論っぽくて、まーた気合でなんとかする作品かラノベラノベって思ってたのだが友人に強く勧められ読み進めることに。
面白い。しりとり戦で引き込まれ気付いたら最新刊まで読み切ってしまった。
本当にしりとり戦はこの作者の良さが前提知識なしで楽しめる形で詰まっているので見てみるのをオススメする。というか紹介したくて仕方がないので何とか著作権者にかけあって公式動画としてアップしてくれないものか。かなりの販促になると思うけどなぁ。この戦いに比べたら他の全ての戦闘が長すぎて面白さの密度が低すぎて飽きる。この戦闘による期待値がなければ読み進めることはなかっただろう。他の話もラノベとしては良くできているし、下手な頭脳バトル漫画よりもよっぽど考えられているし感動させられる。しかし、仕込みが長いのだ。パレードを見に来たらその準備まで見せられているような気持ちになる。新刊に近づけば近づく程その傾向があり、読むのが辛くなってきている。
思うに、この作品は期限を切られて作るべき作品ではなかったのではないかと思う。
そこまでラノベを多読していないが、最近のラノベはネットスラングを多用する傾向にあると思う。「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」でもよく見たし、この作品でも頻繁に登場する。これ自体は現代の文化を反映するという現代娯楽作品の特徴通りなので問題ないのだが、元ネタに品が無いものが混ざっているのは気になる所だ。
また、これもラノベ定番なのだが不必要なサービスカットが入る。これは購買層や売り上げ傾向の統計で決めているのでなければこのメディアの病気に思えてならない。