[成田芋虫]IT’S MY LIFE
- 作者: 成田芋虫
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/03/12
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (4件) を見る
無料分
manga oneにて条件付き無料。
感想
ほのぼのコメディ。ラブコメっぽい要素はあるようでないのは主人公がしっかりと大人しているからだろうか。
ファンタジー世界のご隠居さんに焦点を当てた珍しい作品で、隠居することが目的なので物語を通しての大きな目的が特になく、のらりくらりと暮らしている。家をベースに物語が進むので基本的に受け身で、割とキャラを使い捨てている印象があるが伏線も見え隠れしていっているのでいずれ動いていったりはするのかもしれない。
個人的に最後の作者コメントにて、私の全然知らない音楽知識を垂れ流してくれているのが面白い。毎回なんらかの音楽グループかCDタイトルや歌詞から漫画のタイトルをチョイスしているみたい。音楽詳しいの良いな。音楽漫画とかやらないのかな。
あと、編集さんが可愛い。
[smison]私の小さな発明品
無料
twitterはサムネの生成が微妙なのでリンクだけ
https://twitter.com/smison/status/719044229222170624
感想
4Pだけの漫画なのに圧倒的な構成力で非常に感動した。
すぐに読めるので、感想を読むのは本作品を楽しんでからにして欲しい。
昨今ではディープラーニングという技術が注目を集めている。この考え方のお陰で人工知能は今まででは考えられない程の成果を出し始めた。数年前までは選択候補が多過ぎるので人間に勝つのは不可能と言われていた囲碁でも好成績を収めている。更に、8割程度とはいえ機械が書いた小説が受賞した事例まで出てきている。
反対に、機械の急速な成長に危機感を覚える人達がいる。人工知能が雇用を奪うという意見や人間に敵対する可能性があるという話が現実味を帯びてきているのは事実だ。
エンジニアのかずー氏、技術的失業について肯定的に語る - Togetterまとめ
上記まとめのように
「人工知能によって雇用が奪われる」って言われたときは「奪うために今メッチャ頑張ってるんだよバカ!」って思ってる
— かずー (@kazoo04) 2016年4月12日
人間がわざわざ労働しなきゃいけない最後の世代あたりで生まれてしまったのは大変遺憾だが、その代わりに人間と同等以上に労働してくれる機械を発明するという人類史に残るミッションに挑戦できるのだ
— かずー (@kazoo04) 2016年4月12日
より良い世界が作れると信じて人工知能の開発を続けている人がいるのだ。
この漫画は人工知能開発者の誇りを、必要とされなくなってしまった人々の絶望を、そして、未来永劫続く可能性を描き切っている。
こんな作品を読めて良かった。
[葦原大介]ワールドトリガー
ワールドトリガー【期間限定無料】 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 葦原大介
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/04/07
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
無料分
ワールドトリガー 4巻無料 春マン!! 2016|集英社 春のデジタルマンガ祭で無料漫画試し読み
上記より4巻無料
感想
上記イベントにて多くの漫画が無料で読むことができる。企画自体は良いのだがホームページの挙動が微妙。何故ドラッグできるようにしてあるのに離した瞬間にページ移動するんだ・・・。
その中でも一番無料分の多いワールドトリガーをチョイス。
良くも悪くも古き良きバトル漫画といった感じ。仲間の中でも特別な才能を見せることができずに本当にここにいて良いのだろうかと思い悩む様子はやはり主人公の成長を期待せざるを得ない。
世界観構築にかける文章量が多く全部しっかり読むとそれなりに重いが、主人公周りだけ把握する分にはライトに読める。
[縞野やえ]服を着るならこんなふうに
- 作者: 縞野やえ,MB
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/12/10
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
無料分
服を着るならこんなふうに - 人気コミックが無料で読める!コミックNewtype | WebNewtype
感想
WebNewtypeというサービスは初めて利用した。漫画の読みやすさは悪くないが最初の構成が分かりづらい。何故ページめくりが小さい次へというリンクをクリックすることでしかできないんだ。キーボードで操作できるようにして欲しかった。そして、謎のマウスジェスチャー。マウス派には良いのだろうか。気になる所。
私の評価基準の一つとして、その漫画のテーマとしている事をしたくなったら良い漫画というものがある。それを満たす漫画なのでオススメだ。
アドバイスをMBというファッションバイヤー兼ブロガーの方がしているらしく、扱っている内容が本格的であまり触れない情報を分かりやすく教えてくれていてとっつきやすい。しかし、扱っている内容が男性向けなのでそこは幅広い方が個人的には好きだったかもしれない。
例えば本作ではファッション初心者は合わせやすいスキニーフィットテーパードジーンズの黒をオススメしている。横文字の羅列で気おされてしまうが下記のようなものなのかな。デニムだからちょっと違う気がするが、検索しても完全フィットするようなものがあんまり見つからなかったので仕方ない。意味的には細身で先細りデザインのジーンズを指すらしい。
絵もモダンな感じで見やすいので誰にでも勧めやすいのもの良いところ。
[靴下ぬぎ子]ソワレ学級
- 作者: 靴下ぬぎ子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2016/04/13
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
無料分
感想
真面目な主人公が真面目じゃないヒロインに流される話。
全体的にほんわかしているが、立場や生い立ちによる劣等感を新しい仲間と楽しいイベントに変換する。終わる頃にはなんでこんなことしたっけ?といった今を楽しむという空気が詰まっている。
恋愛ものが読みたいけど少女漫画読む程でもないって気分の時に読むと丁度良いかもしれない。
[いもだ]キラッて!
無料
comicoとかLINEマンガとかで読めるインディー作品。
感想
ラブコメ。キャラクターが生き生きしているというか顔芸に近いくらい表情がコロコロ変わるのが印象的な作品。更新頻度が本当に低いのだけが難点。更新きて読む度に前回の話覚えてなくて読み返してしまう。
独特の言葉選びや主人公のあっけらかんとした立ち位置が良い味を出している。恋愛漫画に見せかけて、実は未だに恋愛っぽい恋愛を展開していない独特のストーリーも魅力的。未だにメインの男でてない。1話目で付き合うとかも多い少女漫画としては驚きの遅さである。
とりあえず、キャラクターは魅力的に描けていると感じるのでなんとか完結まで持っていってくれると嬉しいなと思う。
[ツジトモ]GIANT KILLING
- 作者: ツジトモ,綱本将也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/04/23
- メディア: コミック
- 購入: 8人 クリック: 235回
- この商品を含むブログ (313件) を見る
無料分
LINEマンガなどで3巻無料。
感想
サッカーを題材とした漫画なのだが、普通のサッカー漫画とは一風変わった所のある漫画だ。
この漫画ではかなり強くサポーターに焦点を当てている。そして、主役は選手ではなく監督の立場として選手たちの成長を助けていく。
スポーツモノがそこまで得意ではない私でも楽しく読める程ライトにサッカー漫画を描けているのは偉大で新たな窓口を作ったのではないかと思う。漫画は懐が広いのでこういった選手、試合以外の大事な部分に焦点を当てた作品が今後増えていってくれたらと思わずにはいられない。